みそ汁は日本人にとってソールフードと言っても
過言ではないですよね。
家庭の食卓に並ぶことはもちろん、
外食してもみそ汁は必ずどこかにあります。
フリーズドライのみそ汁は手軽に食べることができます。
フリーズドライって何?
みそ汁だけなの?と思っている方は読んでみてくださいね。

フリーズドライ(真空凍結乾燥)とは?


「フリーズドライ」って聞いたことあるけど、
どんなもの?
みそ汁だけ?

そうだね。
私たちが日常で食べるものにも
よく使われている製法だから、
詳しく見てみましょう!
フリーズドライ(freezedry)とはフリーズ(freeze)とドライ(dry)の名前のとおり、凍結して乾燥させる方法。一度凍結させた食品を真空状態に置き、水分を昇華(乾燥)させる技術です。
COSMOS FOODS COMPANY

まだよくわからないな〜

トコちゃん、
水は何度で沸騰するか知ってる?

100℃でしょう!
それくらい知ってるよ!

じゃあ、高い山の上では何度で沸騰するかわかる?

100℃に決まってるじゃん!

残念!
高い山では気圧が低いから、
水ももっと低い温度で沸騰するのよ。

気圧を下げていくと、沸点も下がります。
気圧が低いと低い温度でも沸騰するので、
沸騰するときに気化熱が奪われ、温度が下がり、
氷のようにカチカチ状態になります。
この真空状態の中で乾燥させる製法が
フリーズドライ(真空凍結乾燥)です。
“みそ汁は沸騰させない”というのを聞いたことがないでしょうか?
みそ汁を沸騰させると風味や食感を損なう恐れがあります。
フリーズドライすることで、風味や栄養価を損なわず、
出来立てのおいしさを再現することができる最先端技術が
フリーズドライ(真空凍結乾燥)ということです。
フリーズドライ食品のメリット・デメリット


どうやって作るのかはわかったけど、
フリーズドライの何がいいの?

フリーズドライのメリットとデメリットを
みてみましょう。
- 不要な添加物を使わずに加工している
- 常温で長期保存が可能
- 調理が簡単(お湯を注ぐだけ)
- 味・食感・栄養・色彩が損なわれにくい
- 軽いので携帯が簡単
- 日常の色々なものに使われている(薬、お菓子、インスタント食品、ペットフードなど)
- 密閉で保存はできるが、一度開けると保存できなくなる
- 調理するときに一定の水が必要になる
- 多少の食感や色が損なわれる場合がある

加工したものの多少の食感や色が悪くなるのは
しょうがない気がするから、
メリットの方が多いと思うな。

そうね。
一度開けると保存できなくなるのが要注意ね!
間違って破ってしまったり、
ぶつけて穴を開けないように気をつければ
良さそうね。

フリーズドライは常備菜にも、いざという時の備えにもなる
長期保存ができるフリーズドライ食品は
ストックしておくといざという時にとっても便利です。
あと一品オカズが欲しいとき、作るのがめんどうな時など。
そして、災害などが起こった時に備えておくと安心です。
みそ汁だけじゃない!おすすめフリーズドライ食品
フリーズドライで作られているものはみそ汁だけではありません。
薬、お菓子、インスタント食品、ペットフードなど
たくさん身近なものがあります。
そこでオススメのフリーズドライ食品をご紹介したいと思います。
- ポタージュ
- フルーツパウダー
- オニオンスープ

フリーズドライの食品は栄養価はそのまま!常備食に災害時の備えにも

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