誰かから何かをしてもらったら、
何かお返しをしないといけない
という気持ちになることはありませんか?

この前乗ったタクシーの運転手さん優しかったよね!
降りるときにキャンディーくれたし。

そうねー。
また、あの運転手さんにお願いしたいよね。
このような経験はありませんか?
タクシーの運転手さんからアメをもらったら、
また次にタクシーに乗る時は同じ会社を使いたいと思ったり、
SNSでいいね♥️してもらったら、お返ししたりなど…
これを返報性(へんぽうせい)の法則といいます。
返報性の法則を使えば自分の見方を増やすことができますよ。
味方を増やす返報性の法則とは?

誰かから何かをしてもらったら、
必ず何かお返しをしないといけないと感じる心の動きのことを
返報性 (へんぽうせい) の法則といいます。
この法則を使うと自分の味方を増やすことができます。

どういうこと?

味方になって欲しい人によくすればいいのよ!

それって下心みえみえに見えない?
たしかに、「味方になってほしいな」
「自分をよく見せたいな」と思って行動すると
下心で近づいているような気持ちになりますね。
でも、そんなことありません!
キャンディーをくれたタクシーの運転手さんは
たしかに、『次も利用してほしい』という気持ちも
あったかもしれませんが、
『利用してくれてありがとう』
『ほんの気持ちです』という
思いでキャンディーをくれたかもしれません。
何かしてくれた相手の心の中までは
してもらった方は分かりませんね。
その行動が『下心』でも、『感謝』でも、
してもらった方からは同じ行動にしか見えません。
問題はやり方とそのあとです!
ギブして味方を増やす3つのポイント

味方を増やす3つのポイントは…
- 先手必勝!
- さりげないプレゼント
- タイミング
先手必勝
先手必勝!まずは自分から
味方を増やしたいのなら、自分から行動します。
味方になってほしい人がいたら、
まず自分から相手に働きかけましょう。
さりげないプレゼント
さりげないプレゼントとは、
先ほどのタクシーの運転手さんのように
相手の負担にならないものです。
アメとかお菓子とか相手が
気軽に受け取れるものがよいでしょう。
もしも、タクシーの運転手さんから
高級なお菓子を差し出されたらどう思いますか?
何か企んでいるんじゃないか?
怪しい人かもしれない…など
変に勘ぐってしまわないでしょうか?
なるだけ相手の負担にならないものを選ぶべきです。
『物』じゃなくても、
親切にしたり、
優しく声をかけたりなどの『行動』でも大丈夫です。
タイミング
せっかく行動するなら、
相手の印象に残るタイミングで
行動してみましょう。
普段の何気ない時でも、十分効果はありますが、
誕生日や記念日などのお祝いの時などは
特に相手の印象に残りやすいです。
プラスαで効果的~手書きのメッセージ~
3つのポイントに付け加えて、
手書きのメッセージをつけると効果的です。
『ありがとう』『お疲れさま』など、
ひと言だけでかまいません。
長いメッセージは逆効果になるので、
やめましょう!
優しいギブでギブしてもらう!味方は優しさで増えていく

全てに見返りを求めるということではありません。
まずは自分から行動する。
行動するからには、相手の印象に残るようにする。
それによって、いざという時に味方になってくれるというわけです。
これがギブ&ギブの考え方です。
優しくされれば、相手に優しくしたいと思う。
嫌なことをされれば、相手に嫌な態度を取ってしまう。
人間なんだから、当たり前のことです。
味方をしてもらうために優しくするわけではありません。
他人に対して笑顔であったり、
優しくしたりすれば自然と相手からも好かれます。
自分の行動や態度が相手の中で育って、
自分に返ってくるのです。
常に笑顔で、優しくは難しいことですが、
意識してできることでもあります。
味方は多い方がいいです。
笑顔や優しさを意識して生活すれば、
結果として、味方が増えるというわけです。
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