7月といえば、
七夕や土用の丑の日を思い浮かべる人も
多いのではないでしょうか?
7月のイメージは
笹の葉、短冊、天の川・星、金・銀、土用の丑の日、うなぎ など
7月はどんな月なんでしょう?
7月は『文月』

『文月』の由来は
短冊に歌や字を書き、
書道の上達を祈った七夕の
行事にちなみ、
『文披月(ふみひらづき)』から
きています。
七夕ってこんな行事

七夕とは、
元は盆行事でした。
それが、中国の「七夕伝説」や
「乞巧奠(きっこうでん)」と
日本の風習が混ざり合って、
現在の七夕の形になったとされています。
笹を使うのは、魔除けや抗菌効果、
健康長寿を祈るためです。
飾りにもいろいろな意味が
込められています。
土用の丑の日とは

土用とは?
二十四節気の
立春・立夏・立秋・立冬の直前の
「季節の変わり目の約18日間」のことです。
つまり、
土用は、本来は夏だけではなく、
年に4回あります。
丑(うし)の日とは?
『丑の日』の『丑』とは、
干支(えと)の十二支からきています。
普段、意識することは
あまりありませんが、
干支は「年」だけでなく、
「日」にも割り振られていて、
十二支が12日ごとに繰り返されます。
年に4回ある立春・立夏・立秋・立冬の直前の
約18日間の内の『丑』が当てはまる日を
丑の日と言います。
約18日間の土用の期間中に、
12日ごとに干支がくるので、
丑の日が1~2回発生します。
今年は2021年7月28日(水)
夏の土用の丑の日は「う」のつく食べ物を食べる

「う」が付くものを食べると
夏負けしないという
言い伝えがあります。
うどん、瓜、梅干し などでも大丈夫です!
では、なぜ毎年『うなぎ』が推されているのでしょう?
しょせつあるようですが、
平賀源内が売り上げ不振の鰻屋に
「本日土用の丑の日」と
張り紙をするようアドバイスして、
人気になったから…という説があります。
7月のお菓子は『土用餅』

土用餅(あんころ餅)は
そのむかし、宮中で汁に餅を入れて
食べていたものが原型で、
今のような形になったのは、
江戸時代頃のようです。
小豆の赤には魔除け、
餅には力持ちの意味が
あることから、
土用入りの日に、
夏の無病息災を願います。
7月が旬の食べ物
《野菜》
オクラ、きゅうり、ゴーヤ、
ピーマン など
《魚》
あなご、あゆ、いわし など
《果物》
メロン、桃、いちじく など
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